訃報

イブちゃんが亡くなりました、獣医さんも来て頂き懸命の治療をしたのですが、もうここまで来たら苦しませるだけだと言う事で安楽死を選びました。安楽死の決断はいつもながら苦しいものです、いや辛すぎるものです。

イブちゃんはとても沢山の事を教えてくれました、レッスンで皆さんに可愛がっていただきましたから初心者の方に教えた事も多いでしょう。でも何より私にたくさんの素晴らしいことを教えてくれました。  馬のすばらしさ、母馬としての愛情、優しさ、そして根性、心の強さすなおさ。挙げていたらきりがありません。

残してくれた教えはそれだけに留まらず看病から死んでからも私に人の優しさを教えてくれました、イブちゃんの人(馬)徳でしょう、沢山の方が時間を惜しまず看病して下さったり、お見舞いに来て下さったり、それは本当にビックリする位でした、私が病気になったり、死んだりしたら、こんなにたくさんの沢山の方たちの看病や見舞、死を惜しんでくれるのだろうかと思うほど、会員さんやスタッフの方々のイブちゃんに対する思いは強かったと思います。感謝しています、心から感謝しています。有り難うございました。

イブちゃんの看病と死が過ぎて数日、色々な事が私の心の中で起こり、感じる事がたくさんありました。やはりいつもの事で、今生きている子(馬)達が愛おしくてたまらなくなるのと同時に、この子(馬)達の事をもっともっと考えてやらねばと思う事。そして今回は会員さんやスタッフの馬が好きと思う心と優しさがこんなに大きかったのかと心打たれました。大泣きしてくれた人、涙を止めようと努力しているのは分かるのですが、あふれる涙が止まらない辛さ。涙を流しながらお腹を擦ってくれた会員さん、治療を一生懸命手伝ってくれた方、お見舞いを持ってきて下さった方、花束にメッセージを付けて持ってきて下さった方(さすがにこれは一生懸命こらえていたものが我慢出来なくなりました)、心配して電話をくださった方、皆さん有り難うございました。イブちゃんは幸せでした。

今回は涙は厳禁だと思っていたのですが、やはりだめでした。・・会員さんもスタッフも涙してくれたのですが、こんなに優しく綺麗な涙が流せる人たちが私の周りにはたくさんいるのは、どんな宝物よりも大切なとても誇りに思える事だと思います、今後とも宜しくお願いいたします。

そして最後になりましたが、尊いとても好きな馬と言う生き物をあの世に送らなければならない事を引き受けて下さった獣医さん、有り難うございました。苦しまず旅立てたと思います、感謝しています。

訃報」への2件のフィードバック

  1. さくら

    イブちゃん
    みんなの愛に触れながら旅立ったんですね。
    どうか痛みのない世界で、先に旅立った仲間たちと合流して、楽しく過ごしてください。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です